【SEO内部施策】Yahoo!キーフレーズ抽出を活用したタイトル要素最適化

LiAメディアセクションの加藤です。
本日は、Yahoo!デベロッパーネットワークが提供している
テキスト解析のAPIサンプルコードを活用した、SEO内部施策についてのご紹介です。

Yahoo!デベロッパーネットワークでは、
Yahoo!のテキスト解析ノウハウを活用し、
「キーフレーズ抽出」というAPIを公開しています。
http://cgi.geocities.jp/ydevnet/sample/jlp/sample3/keyphrase_sample.php

上記は動作デモのURLですが、
実際にキーワードを入力すると、
キーフレーズ度合いを0~100までを指標にして示してくれます。

キーフレーズは、「形態素解析」と「係り受け解析」という、
Yahoo!が独自に有している2つのテキストマイニング技術を
基にして抽出されているものだと考えられますが、
こちらの機能を活用すると、SEO内部施策の中でも
もっとも重要度が高い、「タイトル要素」の最適化に
活かすことができます。

例えば「SEO対策のリア株式会社」と入力すると、
「リア株式会社」のスコアが100
「SEO対策」のスコアが79
と表示されます。

同様に、「SEO対策の会社」と入力すると、
「SEO対策」のスコアが100
「会社」のスコアが56
と表示されます。

このことから分かるように、こちらのキーフレーズ抽出では
「係り受け」の構造にとどまらず、キーワードの「固有度」も
考慮されていることが分かります。

「リア株式会社」というキーワードは固有名詞であり、
一般的に使用頻度の低いキーワードですから、
入力された他のキーワードに比べて
相対的な重要度が高いことが想定されます。

タイトル要素を最適化する際に、目標となるキーワードを含めることは
もはやSEOの常識ですが、加えて検索エンジンがどのキーワードを
「キーフレーズ」として認識しているのか、
という点も考慮しながらタイトル要素を
最適化してみるのもよいかもしれません。

「目標キーワードはタイトル要素の中でも左寄せにした方がよい」
といったような根拠のないSEOとは違う、真の最適化に近づく可能性もあるでしょう。

もちろん、文章の構造によっては左側にあることでそのキーワードが
「キーフレーズ」と認識される可能性もありますが、
それはテキストの係り受け構造や形態素で切り分けたときの構造、
キーワードの固有度にも依拠するものですので、
こちらのツールを活用して色々とタイトル要素を変化させてみると、
最適なタイトル要素が見つかるのではないでしょうか。

尚、「このキーフレーズ抽出で目標キーワードがスコア100を獲得すること」
=「タイトル要素が最適化された状態」ではありませんので、
あくまで参考までにとお考え下さいね。

メディアセクション 加藤

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